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雷5656会館

名所・史跡

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緞帳付き本格的な舞台を完備した浅草・雷おこしの老舗の建物です!

  • 4.0
  • 旅行時期:2019/03(約7年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

浅草 クチコミ:35件

『雷5656会館』は、東京を代表する浅草みやげの定番である「雷おこし」の老舗として「浅草寺」の総門「雷門 (風雷神門)」の脇に本店を構える「常盤堂雷おこし本舗」が、1988年(昭和63年)に「浅草寺」裏手に位置する言問通り(都道319号)沿いに観光事業として建設した大衆演劇、大道芸、水芸など浅草ゆかりの芸などを披露する場として緞帳付き本格的な舞台を完備した「ときわホール(貸しホール)」がある建物です。
「常盤堂雷おこし本舗」の創業は200年以上と伝えられており、「ゴッホ」や「モネ」などの洋画家にも影響を与えたとされる江戸時代後期の浮世絵師「歌川広重」が描いた錦絵に「常盤堂」の名前が記載されていたとされていますが、太平洋戦争の際に店舗と共に資料が焼失したとされ詳細な創業時期は不明です。
和菓子の「雷おこし」については、江戸時代後期の第11代将軍「徳川家斉」が火災で焼失した「雷門 (風雷神門)」を1795年(寛政7年)に再建したことをきっかけに露天商が売り始めたのが発祥とされ、家を「おこし」名を「おこす」というゴロ良さから縁起担ぎの銘菓として江戸時代から「浅草寺」の”参詣みやげ”として現在に至っています。
『雷5656会館』の建物内は、1階ピロティに「観光バス専用駐車スペース」、2階に「おみやげ売場」と「雷おこし製造体験室」、3階・4階・地下1階に食事処「奥山茶屋」、5階・6階に貸しホール「ときわホール」があります。
今回は、「ときわホール」で開催されたチャリティーコンサートを観る目的で日曜日に初めて『雷5656会館』を訪れました。
チャリティーコンサートは、13時開場でしたが出演者への差し入れを渡すため11時過ぎに『雷5656会館』を訪れて2階「おみやげ売場」にも足を運びましたが、「常盤堂雷おこし本舗」の種類豊富な「雷おこし」を中心とした商品に目を奪われました。
試食の品も充実しており「雷おこし」の様々な味の違いも確認できるので自分好みのおみやげ選びにお薦めできる店舗です。
11時半頃になると団体客の食事利用で1階駐車場に観光バスが続々と到着し、建物全体が賑やかになります。
5階・6階「ときわホール」は、2層構造となった本格的な造りで5階部分の客席が286席、6階部分が39席の計325席と大きさも程よく舞台と客席に一体感を感じさせるホールでチャリティーコンサートを楽しむことができました。
また、2階「雷おこし製造体験室」での製造体験も楽しそうなので機会があれば参加してみたいと思います・・・

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
その他
アクセス:
3.5
浅草寺裏手に位置する言問通り沿いにあります。
人混みの少なさ:
3.5
お昼時は、観光バスでの団体客で賑わっています。
バリアフリー:
4.0
エレベーターと昇り専用エスカレーターがあります。
見ごたえ:
4.0
緞帳付き舞台と2層構造の客席(325席)を完備した本格的なホールを完備しています。

クチコミ投稿日:2019/04/13

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