山の上の古刹
- 4.0
- 旅行時期:2019/02(約5年前)
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by norisaさん(非公開)
犬山 クチコミ:5件
寂光院は654年、孝徳天皇の勅願により道昭和尚が七堂伽藍を建立されたのが始まりとされ、千手観音菩薩を中心とする霊山として信仰を集めてきました。
このお寺は宗祖はあの弘法大師空海の真言宗です。
1350年もの歴史を誇る名刹です。
歴史を見ると、1565年には織田信長公が柴田勝家らを伴って参詣の折、当時の信長の居城の清州城から鬼門の方角に当たるこの寂光院を鬼門鎮護のお寺として多大な寄進をしました。
これには戦略的な意味合いも強かったのかも知れません。
従って織田信長は中興の祖としてあがめられてもいます。
眼下は見晴らしの良い平地が広がります。
本堂脇の展望台からは犬山城に加え、小牧城や岐阜城、伊吹山や養老山地、鈴鹿山脈までも見晴かす絶景ポイントになっていますから軍事の要衝としての利用価値も信長に評価されたようです。
このお寺の境内はかなり広いのですが何しろ急傾斜のため、建物同志の間隔はさほどでもないのですが、高低差はかなりのものです。
ところで、駐車場から本堂まではあまりに傾斜が急なのでこんなスロープカーというモノレールがあります。
基本無料ですが、200円の志をつのっていますので400円を募金箱?に入れて乗り込みます。
駐車場は無料ですが縁日などはかなり混みあいそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/04/04
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