解散という末路
- 5.0
- 旅行時期:2018/12(約7年前)
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by Lillyさん(女性)
糸満・ひめゆり クチコミ:62件
教員養成機関である沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒、そして教師が凄惨な沖縄戦の中、数えきれないほどの怪我人の看護や世話をしていました。
制服に憧れ、勉強に励みたくて沖縄中から志願し見事合格した生徒たちの夢は戦争で壊れてしまいました。
医療知識を教わる時間など無く体当たりの実践。
直視できないほど傷の深い軍人や伝染病患者達の看病を手伝っていました。
私はここに来る前に何度も昔のDVDを観ておきました。
そうすることにより見るもの一つ一つが映画のシーンと重なり理解しやすくなると同時にリアルな恐怖や辛さや悲しみも心に伝わってくるのです。
突然の解散命令の件は恐ろしさと戸惑いで開いた口が塞がらない。
隠れる場所のあてもなく、ただ南へと進んでいきます。
沖縄本土最南端荒崎海岸まで逃げながらもほとんどの生徒と教師が亡くなりました。
荒崎海岸にはひめゆり学徒散華の碑があります。
そこに辿り着くまでの道のりを辿ってみたけれど過酷なものでした。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2019/03/28
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