エレベーターガールがワルターやグラーフのオリジナルを触って「解説」する恐怖の館
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- 旅行時期:2019/02(約7年前)
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by OE-343さん(非公開)
信濃町・千駄ヶ谷 クチコミ:13件
いやいや、とんでもなく恐ろしい場所です。
民音音楽博物館。フォルテピアノのコレクションはそこそこ充実していて(国内ではかなり充実している)、業界ではよく知られた場所なのですが、今までどんな展示が行われているのかは知りませんでした。で、隣の大学病院にいつも行ってますので、今回意を決して入ってみました。。。 恐ろしい場所です。フォルテピアノもチェンバロも、ましてや現代ピアノも弾けないような素人さんが、 エレベーターガールのような格好と喋り方をしながら「解説」して「デモ演奏」する。全く弾けていないのに、200年前、ワルターやらグラーフといった、モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトなどが使用したメーカーと同じメーカーが当時製作した楽器を弾くんです。。。当然、質問をしても全く答えられません。「この楽器はヴィーン式アクションなのかイギリス式アクションなのか?」と言う、ピアノのことを語る上でも1丁目1番地の基本事項すら知らないのです(私は言われなくても概ねメーカー名、地域、年代でわかりますが)。そんな基礎知識もなしに、貴重なオリジナル楽器を触ることなど、到底容認できるものではありません。業としてやるならとりあえず最低でも芸大か桐朋の古楽器科に入って勉強してからにしてもらいたいところです。そもそも、古楽器科卒業の人たち、「不経済学部」と自嘲するほど仕事を探していますから、そういう人たちを雇うべきでしょう(私自身は日本の音大は一切信用していませんが) 。なのに、実際に勤務しているのはど素人たち。それで「解説とデモ演奏」と言い張る。いい加減。。。 他の博物館に置いてあるワルターやグラーフ等はフォルテピアノ演奏家が録音に使用したり、楽器製作家が手本としたりと活躍しているのに、 ここの楽器はあまりにも不幸です。。。。 今度創価学会信者の知人ピアニストに圧力をかけてもらって弾かせてもらおうと思います。(ここは、他のフォルテピアノコレクションとは違い、チェンバロやフォルテピアノの専門家との付き合いはあまりないように思われます。) 。早くこの恐怖の館から貴重な楽器を助けてあげたい。。。。
とにかく、何度も書きますが、ここでエレベーターガールが「デモ演奏」して出てくる音はその楽器本来の音ではありませんので、くれぐれも注意しましょう。ただ鍵盤に触るだけでは楽器の音は出ません。それぞれその楽器にふさわしい奏法を習得せねばなりません。そしてここのエレベーターガール達にはそういう意識は一切ありませんから。
さっさとコレクションを売り払って頂いて、楽器をまともな保管場所に移動したせてあげたいものです。ね、池田さん。
- 施設の満足度
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1.0
クチコミ投稿日:2019/02/28
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