歴史とともに由緒がありいろいろの石造物がある寺院です
- 3.5
- 旅行時期:2019/02(約5年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
早稲田・高田馬場 クチコミ:40件
豊島区高田1丁目の静かな住宅地の細い通り沿いで、大きくはないが歴史を感じる山門がある真言宗豊山派の寺院です。
山門右手前にある根生院案内の立札を見ると、概要だが
寛永12年 (1636) 徳川幕府西の丸祈願所として、神田白壁町に建立。寺領200石を賜る。
元禄3年 (1690) 第二世栄専、観音経を講じ、将軍綱吉より寺領100石加増される。
建立以来数ヶ所移転後、明治36年 (1903) 豊島郡高田、田安候旧邸へ移転。
とのことなので、歴史とともに由緒ある寺院であることが分かります。
山門を入ると、綺麗な石段の上にガラス張りの未だ新しい本堂があり、その意外さに驚きまだまだ馴染んでいない感じがした次第です。
境内には、歴史を感じるいろいろの石造物があり、各々に説明書きが付いているので良く分かるとともに寺院の心遣いが窺えます。
中でも目を惹かれたのは、本堂左手前にある大日如来 (胎蔵界) 像 (1666年) や山門左手前にあるともに豊島区有形文化財の青面金剛庚申塔 (1835年) と奉供養庚申天子 (1690年) です。
ここ根生院は、都電荒川線・学習院下駅からそれ程離れていない静かな住宅地にあるので訪ねてみては如何でしょう。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 都電荒川線・学習院下駅を降り広い道路(明治通り)と反対(東)側の通りを3分位進んだ信号のある交差点を渡り細い通りに入って1分強行った左手です
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 訪ねた折は誰とも会いませんでした
- バリアフリー:
- 2.0
- 境内は若干の段差があり本堂へは階段を上がるので大変でしょう
- 見ごたえ:
- 3.5
- 山門やいろいろの石造物に歴史を感じます
クチコミ投稿日:2019/02/17
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