130年以上も前に造られ今も機能している下水管が埋設されているところです
- 3.5
- 旅行時期:2019/01(約6年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
神田・神保町 クチコミ:162件
JR神田駅界隈を散策の折通り掛かったのが、駅西側の多町大通り沿いの千代田区内神田3丁目にあるここ神田下水で、駅西口から多町大通りに入って最初の十字路の向こう角に解説板があります。
その解説板をみると、概要だが
この道路の下には、神田下水 が埋設されており、近代工学に基づいて建設された我が国の近代下水道といわれ、今日でも、その機能を十分に果たしていることなどから、平成6年 (1994) 東京都指定史跡に指定された。
江戸から明治に移り、海外との交流によりコレラが流行り、当時の神田地区は、人口稠密であったためとくに著しい被害に見舞われ、その惨状を前に、下水道整備の必要性を痛感した明治政府は、明治16年 (1883) 東京府に対して上下水道の整備を促すよう示達し、翌年工事が開始されたものの一部分が現在まで残っているレンガ積み管 (卵形管) の部分。
とのことです。
また、その断面図も載っていて、内径が、高さ4.5~3尺、幅3~2尺で、菅の天端は、地下約2.3~3.1mということなどが良く分かります。
130年以上も前に造られた下水管が、現在まで残っていて使われていることを知り、また、当時の優れた技術とともに驚いた次第です。
この神田下水の解説板は、JR神田駅西口から直ぐなので近くを通られた折などに、ご覧になっては如何でしょう。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- JR神田駅西口を出て右手の横断歩道を渡り右側の歩道をそのまま北方向に3,40m行った車道側なので西口から歩いて1分とは掛からないところです
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 近くを時折通るが解説板を見る人はいませんでした
- バリアフリー:
- 4.0
- 歩道が整備されているので安心です
- 見ごたえ:
- 3.5
- 地図や断面図も載っていてとても分かり易い解説板です
クチコミ投稿日:2019/02/04
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