ビルの2階に小ぢんまりとある珍しい神社では と思います
- 3.5
- 旅行時期:2018/10(約7年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
神田・神保町 クチコミ:162件
地下鉄・新御茶ノ水駅出入口B3bを出て西側の明大通り方面を散策の折、寄り道して立ち寄ったところです。
細い道路沿いの4階建てと思われる白いビルの道路側の外階段の手摺に朱い幟が立ててあり、2階の踊り場の外壁に「幸徳稻荷神社」と社号が表示されているので分かり易かったです。
階段の上り口にある昭和43年の「幸徳稲荷神社の由来」を見ると、概要だが
当稲荷神社は、三代将軍徳川家光の乳人・春日局の後裔の中屋敷内に祀られてあったもので由緒ある社と伝えられており、明治維新後は、この地に商家町民移り住み、町内の守護神として崇敬されていた。
昭和21年、町内の古老・総代は神社の廃絶を吝み相計り、幸徳稲荷神社奉信会を結成、此度宗教法人となったのを機会に、社殿並に社務所を新築し子孫の守り神として存続するもの。
とのことです。
階段を上がっていくと、大正十?年に奉納されたと思われる手水と左手の鳥居の奥に社があり、社の左手にはヤシが植えられています。
鳥居や社には注連縄が綺麗に掛けられ榊などが供えられていることや、階段上り口の由来を見ても、崇拝され非常に大切にされていることが窺えます。
また社には、小さく可愛らしい狐とともに大きな鈴が掛けられているのが、対照的で印象に残っています。
ただ残念に思ったのは、賽銭箱の上に張り紙があり、
今までになかったことですが、最近はお賽銭を抜き取る心ないひとがいるようです。
などと記されているのを目にし、本当に不届きで罰当たりの人間がいるものだ と悲しい気持ちなったことです。
ここ幸徳稲荷神社は、ビルの2階に小ぢんまりとあり珍しいとともに、とても綺麗で非常に大切にされていることが窺える と思うので訪ねてみては如何でしょう。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 地下鉄・新御茶ノ水駅出入口B3bを出て右手に20数m行った駿河台道灌道に入り西方向に30m位進み左手の細い道路に入り1分弱行った左手です
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 立ち寄った折は誰とも会いませんでした
- バリアフリー:
- 2.0
- 階段を上がり下がりするので大変でしょう
- 見ごたえ:
- 3.5
- 小ぢんまりしているがとても綺麗で非常に大切にされていることが窺えます
クチコミ投稿日:2018/11/03
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