歴史的建造物と廃止区道に配慮した都心再開発ビル

4.0
旅行時期：2018/10（約7年前）

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ここは、地下鉄銀座線の京橋駅に直結する都心の再開発ビルで、2016年暮れにオープンした新しいビル。低層階は商業施設と公益施設で、高層階はオフィス中心というフロア構成で、一部は32階建て、延べ床面積は12万㎡弱もある大きなビルだ。

特筆すべき特徴は、敷地にあった歴史的建造物である「明治屋京橋ビル」８階建てを改築して残した点と、再開発に伴い廃止になった区道に代わり、ビルの1階中央部を公共歩廊が貫通して通り抜けの通行客に配慮している点と、中央区観光情報センターを設置した点だ。

デベロッパーのWebサイトは次のURL
https://www.edogrand.tokyo/about

中央通り側は、明治屋京橋ビルの８階建と高さを合わせた棟が公共歩廊・広場を隔てて配置され、景観にも配慮が行き届いているように感じる。

中央区観光情報センターは、9：00～21：00という12時間営業で、中央区と周辺エリアも含めた情報発信を行う観光案内所で夜も便利だ。多言語対応の観光案内所なので、丸ノ内や大手町以上に、訪日外国人などに優しい街のビルだ。また、その1階部分は休憩・PRスペースとして誰でも利用できる。