今でもエレベータにオペレーターが付き、スターターが見送る古風な百貨店

4.0
旅行時期：2018/10（約7年前）

日本橋クチコミ：5件

日本橋中央通りに、古風な外観の商業ビルが遺されている。これが高島屋（本館）ビルで1933年（昭和8年）の開業という。

最近のデパートのエレベーターは自動運転が多い。人件費も高いし、群管理など最新の運行管理をした方が輸送力も大きくなるためだ。
しかしここ高島屋では、今でもエレベーターにオペレーターが付き、スターターが見送る古風なスタイルで、正に「百貨店」という風情だ。年配者や障がい者には優しいシステムで、エレベーターの扉も年代を感じる。古き良き時代を体感するには良い場所だ。（自動運転は出来ないのではなかろうか？）
店内には大理石などの天然石材がふんだんに使われている。
このようなコストも、おそらくは商品代金に含まれているのであろうと考えてしまうと、ここで買うのはためらわれる。

飲食店舗も充実している。
なお、別棟として新館（写真左側）と東館（裏）があり、全体で高島屋SCを構成している。