孔子尊像などいろいろ祀り展示されている内部もご覧になることを是非お勧めします
- 4.5
- 旅行時期:2018/10(約7年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:155件
10月というのに真夏日になり暑い日だったが天気が良かったので、久方振りに湯島聖堂を訪ねることにした。
数年前にも訪ねたことがあるが、今回は、建物を主にゆっくり見て回ることにし、その一つがここ大成殿で、特に内部も見学したいと思っているところです。
大成殿も仰高門や杏壇門などと同じく、大正12年 (1923) の関東大震災で罹災・焼失したので、昭和10年 (1935) 木造であったものを耐震耐火のため鉄筋コンクリート造りとしたものです。
ここ大成殿は、湯島聖堂の北西方向の一番奥で、南側の杏壇門をくぐり前庭と東西 (左右) の廡の奥にあり、間口20m、奥行14.2m、高さ14.6m、入母屋造りで黒塗りの大きな建物なので尊厳を感じます。 ただ、前庭に何もないのがやや寂しい気がしますが・・・・。
訪ねたのが休日なので前扉が開けられ内部見学 (要、聖堂維持費) ができるようになっていました。
内部は、中央の神龕 (厨子) に孔子尊像が祀られ、その前に配置図付きの釈奠器などが並べられ、神龕 (厨子) の左右には孟子・顔子・曾子・子思の四賢人の位牌などが、更に四賢人の像も祀られ、その他いろいろ展示されており売店もあるので見ていると時間の経つのを忘れてしまいます。
暑い日だったが訪ね、分からないものもあるが内部も見学でき非常に満足しているところです。
湯島聖堂を訪ねる折は、大成殿を公開している休日などにし、内部もご覧になることを是非お勧めします。
因みに、大成殿公開は、土・日・祝日などで夏季と年末に休みがあります。 また聖堂維持費は、大人:200円、高校生以下:100円、小学生以下:無料 です。
なお、ここ大成殿へは、JR御茶ノ水駅聖橋口を出て左手の信号を渡り北方向の聖橋を渡りしばらく行った右手の西門から入り杏壇門をくぐっても来れるが、多少時間は掛かるものの正門から入り仰高門や入徳門などをくぐってから来ると、途中に世界最大の孔子銅像などもあるのでこちらの経路をお勧めしたいです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- JR御茶ノ水駅聖橋口から近い経路もあるがお勧めは南東方向の正門から入り仰高門入徳門杏壇門をくぐって来ることで駅から歩いて6分位です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 大成殿の内部見学口から覗いている人は結構いるが内部には数人の方がいた位でした
- バリアフリー:
- 1.5
- 大成殿前に数段の階段がありお勧めの経路では各門前にも階段があり特に杏壇門前の階段は長いので大変です
- 見ごたえ:
- 4.5
- 聖堂維持費が必要だが見るものがいろいろあり充分満足できる と思います
クチコミ投稿日:2018/10/24
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