阿蘇神社復興へ 御田祭神幸行列
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- 旅行時期:2018/07(約7年前)
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by よっちゃんさん(男性)
阿蘇 クチコミ:22件
熊本地震で被災した阿蘇神社で7月28日恒例の御田祭が行われた。白装束の宇奈利や道案内の猿田彦や馬に乗った案内人、少女ら約200人の神幸行列が修復された国指定の重要文化財の「神幸門」から出発。復興と豊作を祈り周辺の集落や水田沿いをゆっくりと練り歩いた。
国指定重要無形文化財「阿蘇の農耕祭事」の一つである。
仮の拝殿での神事のあと、阿蘇の神々が乗る4基の神輿が太鼓の音に合わせてゆっくりと進んだ。約2.5キロの道のりを神輿を担ぐ「駕輿丁(かよちょう)」が田歌を奉納しながらゆっくりゆっくり進んでいった。アマチュアカメラマンは大きな望遠レンズをつけたカメラをいくつも抱えながら、宇奈利や子どもたち、神輿などを盛んに撮影していた。
午後5時30分に阿蘇神社に到着して「御還門」から境内に帰り、ここで4基の神輿がぐるぐる回る中、今年の豊作を祈って氏子や一般参加者らが稲の苗を盛んに神輿めがけて投げ入れていた。神輿に乗るか中に投げ入れると今年は豊作になるといわれている。
待つ時間の長いゆっくりとした神幸行列だが見ごたえのある行事である。
阿蘇国造神社87月26日)と阿蘇神社(7月28日)で同じように行われている伝統の行事である。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/07/31
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