湯島聖堂は、江戸幕府が儒学の教育ために設立した機関で、後の大学の前身となりました。
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- 旅行時期:2018/05(約6年前)
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by さいたまさん(男性)
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湯島聖堂は、江戸幕府が儒学の教育ために設立した機関で、後の大学の前身となりました。
第5代将軍徳川綱吉は、儒学の教育のため、林羅山の私塾であった先聖殿を、湯島に移設させ、湯島聖堂とし、昌平黌学問所を設立しました。
孔子の教えを中心に儒学の発展に努めました。
湯島聖堂の敷地の中には、孔子の銅像を置くとともに、仰高門、入徳門そして杏壇門等の施設を配し、それらの核心として孔子廟たる大成殿をして、湯島聖堂の中心としています。
湯島聖堂は、日本における高等教育の基礎を築き、日本の学校教育発祥の地とされています。
関東大震災等の災害により、焼失の被害を受けていますが、再建され、国の史蹟に指定されています。
湯島聖堂の教育の成果で、儒学は発達しましたが、実学面を重んじる国学が重用されるようになり、その影響力は衰えていった面も、見逃せません。
今回の湯島聖堂訪問により、時代の変遷に伴い、教育の態様も大きく変化して行くことを理解できました。大変、有意義な湯島聖堂訪問でした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/07/16
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