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湯島聖堂

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湯島聖堂の大成殿は、将軍綱吉が、林羅山の先聖殿を建て替えさせ、大成殿と改称させたものです。

  • 4.0
  • 旅行時期:2018/05(約8年前)
さいたまさん

by さいたまさん(男性)

御茶ノ水・本郷 クチコミ:51件

湯島聖堂の大成殿は、将軍綱吉が、林羅山の先聖殿を建て替えさせ、大成殿と改称させたものです。
江戸幕府の朱子学の奨励政策に基づき、儒教が重んじられ、林家の私塾が、幕府直轄の昌平坂学問所となりました。
「昌平」とは、孔子が生まれた村の名前で、そこからとって「孔子の諸説、儒学を教える学校」の名前となりました。
大成殿の名称の由来は、「孔子聖之時者也、孔子之謂集大成(孔子は聖の時なる者なり。孔子、これを集めて大成すと謂ふ)」との教えによっています。
つまり、孔子は、時代を越えた聖人だ。孔子はそれぞれの時代の聖人たちの特長を集めて集大成したような人物であったとする大成の功績を評価する故事に基づいています。
つまり、孔子の大成の功績を幕府の権威つけに活用したとの見方もあります。
いずれにしましても、湯島聖堂の大成殿は、幕府の儒学重視の政策により、大きく影響力を持つものとなりました。
湯島聖堂を訪れ、大成殿を目の当たりにすることにより、儒学の教えの一端を理解することができました。
大変、有意義な訪問であり、勉強になり、成果がありました。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
3.0
バリアフリー:
2.5
見ごたえ:
3.5

クチコミ投稿日:2018/07/16

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