湯島聖堂の孔子銅像は、1.5tもあり、世界最大の孔子銅像です。
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- 旅行時期:2018/05(約8年前)
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by さいたまさん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:51件
湯島聖堂の孔子銅像は、1.5tもあり、世界最大の孔子銅像です。
昭和50年(1975年)に、中華民国台北市のライオンズ・クラブから寄贈された銅像で、高さが、4.6メートル、重量が約1.5tと孔子の銅像としては、世界最大のものです。
仰高門を潜り、約20mほど進み、右に入ると、緑の樹々の中に、巨大な孔子像が訪れる者を圧倒します。
孔子像の東側には、孔子像や論語に関する解説板が立てられています。
漢字で書かれた解説板には、詳細な記述が記載されていますが、日本語訳が見当たらないのが残念です。
江戸時代の儒学を学ぶものは、漢文を容易に理解していたものと推察されますが、一部に過ぎず、世襲等により、理解者の裾野が広がることは、ありませんでした。
この結果、明治時代以降の国学と儒学の争いが続き、儒学界が教育の分野で主流の座から疎んじられることとなったと考えられます。
江戸時代の湯島聖堂の儒学者が、重用されたことと、明治時代に影響力を失ったことを鑑みるに、孔子銅像の漢文の解説板の持つ意味を考え直しています。
こうした経緯を見つつ、孔子銅像を改めて、見直している次第です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/07/15
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