影向堂の前にある

3.5
旅行時期：2018/04（約8年前）

by Ptravelerさん（男性）

浅草クチコミ：786件

浅草寺本堂西側の影向堂の前にこちらの供養塔がある。供養塔は直方体で上に屋根の形状のものが乗っている。正面には南無阿弥陀仏とくっきりと刻まれている。横には観世音菩薩と大勢至菩薩の文字がある。お勧めの点は、この供養塔は文政10年（1827年）に江戸屏風坂下（上野）の鹿島屋弥兵衛が菩提を弔うために寄進したものであること、上記３つの文言は阿弥陀三尊に由来すること、この供養塔は阿弥陀が江戸時代から西方極楽浄土で往生者を迎えくることから昔から多くの人々から信仰されていたかを示す貴重な石塔であり、特に阿弥陀や仏教、江戸時代の宗教に関心のある人にとっては訪問する価値があることである。