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伝法院通り

名所・史跡

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江戸時代の街並みを意識した江戸風木製看板などを掲げた商店が集結しています!

  • 4.0
  • 旅行時期:2017/06(約9年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

浅草 クチコミ:35件

『浅草伝法院通り』は、「浅草寺」の総門「雷門 (風雷神門)」から表参道である「仲見世通り」を200メートル程度進んだ「宝蔵門(仁王門)」の手前を交差する通りで、浅草寺に向って左手側に「浅草六区通り」のある五差路交差点までの約200メートル、右手側に「浅草二丁目」交差点信号までの約100メートルの通りの名称です。
通りの名称になっている『伝法院(でんぽういん)』は、「浅草寺」の住職らが生活する場所として創建された「本坊」であり、浅草寺中興第四世の「宣存(せんぞん)」僧正の坊号をとって1690年(元禄3年)頃より『伝法院』と称されるようになっています。
『浅草伝法院通り』には、『伝法院』通用門があり「浅草六区」方面に行く際によく通りますが、門は何時も閉じられていて気にはなりますが中に入ったことはありません。
『伝法院』は、明治時代まで皇族および徳川家歴代将軍をもてなす場所とされて一般の立ち入りが一切認められない非公開の区域とされていましたが、現在は毎年桜が咲く3月中旬から5月初旬に特別一般公開が行われています。
2011年(平成23年)に『伝法院』庭園が「国指定名勝」に登録され、2015年(平成27年)には『伝法院』建物の客殿、玄関、大書院、小書院、新書院の6棟が国の「重要文化財」に指定されているので機会があれば、『伝法院』の中を拝観してみたいと思ています。
『伝法院』以外にも『浅草伝法院通り』の両側には、間口が二間程度の様々な浅草らしい商店が並んでおり、江戸時代の街並みを意識した商店の外装に掲げられた”江戸風木製看板”、”火の見櫓と半鐘”の装飾、商店シャッターに描かれた絵などを見ながら歩くのも楽しく感じさせてくれる通りです。
また、「石川五右衛門」、「鼠小僧」と並ぶ日本屈指の盗賊として歌舞伎演目にある「青砥稿花紅彩画(あおとぞうし はなの にしきえ)」(通称「白波五人男」)に登場する盗賊の首領「日本駄右衛門(にっぽん だえもん)」、女装の怪盗「弁天小僧菊之助(べんてんこぞう きくのすけ)」、神出鬼没の盗賊「忠信利平(ただのぶ りへい)」、元は小姓の最年少盗賊「赤星十三郎(あかぼし じゅうざぶろう)」、元漁師の船強盗「南郷力丸(なんごう りきまる)」の「白波五人男」と「鼠小僧(ねずみこぞう)」の人形が商店の屋根や外壁などに潜んでいるのを探して歩くのも面白いのでお勧めします!

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
3.5
バリアフリー:
4.0
見ごたえ:
4.0
江戸風木製看板を見ながら、白波五人男の人形を探して廻るのも楽しいです!

クチコミ投稿日:2018/06/09

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