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清光院 奥平家墓域

寺・神社・教会

清光院 奥平家墓域 施設情報・クチコミに戻る

摂津高槻藩永井家墓所もある

  • 3.0
  • 旅行時期:2018/05(約8年前)
jmleedoさん

by jmleedoさん(男性)

品川 クチコミ:9件

清光院奥平家墓域は、広さ598㎡という都内有数の規模を誇る大名墓地で「しながわ百景」の一つに指定されています。
墓域は寛永年間(1624~43)に築造された土塀、石門で囲まれており、静安な雰囲気に包まれています。
奥平家の支配した豊前中津藩からは、「解体新書」を編纂した藩医の前野良沢、明治日本の文明開化を率先した福沢諭吉が輩出されました。この二人の「近代化の開拓者」を生んだと言えるのが築地鉄砲洲にあった中津藩中屋敷でした。(良沢はここで「解体新書」を編纂し、諭吉はここに蘭学塾を開き慶応義塾の始まりとした)
また、摂津高槻藩永井家の墓所もあり、存在感のある大名墓が多数建てられています。奥平家墓域と比較すると墓碑の風格や墓域を区切る構築物などの点で見劣りしてしまうのは、中津藩が10万石、高槻藩が3万6000石という「格差」のせいなのかと思います(ともに譜代大名ですが)。
他にも、茶道の表千家7代如心斎の高弟の一人として活躍した川上不白(1719~1807)が建立し、廃寺となった東海寺塔頭琳光院から移設された千利休の供養塔「利休居士石浮図」も残されています。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
1.5
人混みの少なさ:
3.5
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
2.5

クチコミ投稿日:2018/05/20

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