味わい深い世尊殿
- 2.0
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
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by jmleedoさん(男性)
品川 クチコミ:9件
萬松山東海寺は「品川区立子供の森公園」が近く、子供たちの歓声がよく聞こえる場所にあります。
現在は100メートル四方程度の狭い寺域しかありませんが、かつてはその十数倍に及ぶ広大な寺領と17の塔頭を有し栄えた寺で、現在の区立品川学園の敷地に本堂が建ち、品川神社のある場所も境内の一部でした。(それが神社裏手に板垣退助の墓がある理由)
東海寺は1639年徳川家光によって創建され、初代住職として当時67歳の沢庵宗彭が据えられました。家光は将軍家別邸の役割を担った「品川御殿」を愛し、茶会や馬揃(閲兵式)を開催したことで知られます。
通用門を入ると正面に鐘楼が見えます。吊るされた梵鐘は当代一流の鋳物師として知られた椎名良寛が1692年に鋳造したものです。
また、右手にある「世尊殿」は1930年に建てられた小規模な書院造の仏殿で、釈迦三尊像、閻魔王、帝釈天などが安置されています。昭和初期の建造なので寺院建築として取り立てて古い訳ではないですが、高層マンションの間で見ると何とも味わいがあります。
- 施設の満足度
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2.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 2.0
クチコミ投稿日:2018/05/13
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