プーシキン美術館、旅するフランス風景画
- 4.5
- 旅行時期:2018/05(約6年前)
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by Donny.papaさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:37件
プーシキン美術館は1812年の開館で1918年にモスクワに遷都(今のサンクトペテルブルクから)に伴いエルミタージュ美術館から所蔵品が移転されるなどして今の多くの美術品を所属する美術館となったようだ。
今回は特に、旅するフランス風景画と題され17世紀から20世紀の風景画65点が来日している。
なかでも初来日となるモネの《草上の昼食》は、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品で楽しみだった。マネの《草上の昼食》(沐浴)に刺激されての作品だが、マネの作品が4名の男女が中心に輝いているのとは違い、モネは数名の男女が草上でくつろいでいるの。横になっている男性のそばの樹にはハートに→が貫いている絵が刻まれているのが見える。
ほかにもルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーらの興味深い作品が展示されている。諸作品の題材となったパリとパリ近郊の地図も展示されていて、これも作品とパリの地域の対比が面白い試みだ。
ルソーの「馬を襲うジャガー」は題名は凄惨な場面を想像させるがルソーの独特のタッチで南国のジャングルの絵本の一部のようにも見える。
残念だが写真撮影は禁止。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/05/11
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