生まぐろ流通の原点が見えます

4.0
旅行時期：2018/04（約8年前）

by warabi-mochiさん（女性）

那智勝浦・太地クチコミ：6件

魚市場が見学できるとのことで訪れました。前日下見に来た時はがらーんとしていましたが、今朝はまぐろがたくさん並んでいました。朝の8時過ぎで競り半ばといったところ。関係者以外は立ち入り禁止なのでまずは網の間から撮影。壮観な光景にテンションが上がります。

2階の展望デッキへ上ると流れの全貌が良くわかりました。競りは木の札を競り人に渡すようで、その後場内放送で読み上げるスタイルのようでした。競り落とされたまぐろは同じ場所に徐々に集められ、水圧で貼られた紙を吹き飛ばし、長い胸びれを専用はさみ切落として氷詰め…。このローカルな作業、全部終わるのに1時間以上はかかりそうです。たまにトンビ？が舞い込んで切れ端をさらっていましたが、関係者は誰も動じず日常の光景のようでした。

後日、スーパーで紀伊勝浦産と書いてあるまぐろのパックを見たら、その時の光景が鮮明に思い出されました。いや～、面白かったですね～。