歴史が味わえる下関の名所
- 4.5
- 旅行時期:2018/02(約8年前)
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by イケタクさん(男性)
下関 クチコミ:13件
下関は歴史の街である。
意外と思われるかもしれないが、日本史の中で重要なポイントを何度も経験している街で、その史跡も残っている。
平安時代末期に平家と源氏が対立し、源頼朝は平家軍を追い詰めるが、西では未だ勢力が強く、そして得意の海戦で勝負したい平家軍が向かった西国でも激闘が演じられた。
そんな中、不利な情勢を天才的采配で突破したのが源義経であり、その義経によって平家が滅ぼされたのが壇ノ浦の合戦である。
その古戦場跡は下関にある。
海に面し九州が目の前にそびえる場所にある「みもすそ川公園」。
そこに勝利した源義経と敗れた平知盛の像がある。
これを見るにつけ、義経の天才ぶりとその後の悲劇を思わずにはいられない。
ここから少し車を走らせれば、この合戦で滅亡した平家、そして安徳天皇を祀った赤間神社もあるので、是非立ち寄りたい。
同じ公園内には長州藩の大砲も展示されている。
長州藩は萩のイメージが強いが、下関では外国の船を砲撃し、その後の四国艦隊下関砲撃事件に発展する。
この時、彦島を外国領から守った高杉晋作。
その高杉の有名な功山寺決起の舞台となった功山寺もこの公園の近くである。
このように歴史を感じることができる下関。
この公園の向かいからは、九州へ歩いて渡れる「人道トンネル」もあり、10分程度で渡れるので是非お試しを。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/04/26
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