筑土神社は、当初、江戸城の大手門付近、その後、田安門付近、現在は九段にあります。
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- 旅行時期:2018/03(約8年前)
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by さいたまさん(男性)
神楽坂・飯田橋 クチコミ:56件
筑土神社は、当初、江戸城の大手門付近、その後、田安門付近にありました。
江戸城拡幅により牛込に移転し、その後、戦火のため焼失したため、現在の九段の世継稲荷神社の地に遷座しました。
武勇長久の神社として信仰の対象とされていて、北の丸公園にある日本武道館の氏神として尊重されていました。
日枝神社、神田明神とともに江戸三社の一つにも数えられる時期もありました。
当初、平将門を主神としていましたが、教部省の命により、天津彦火邇々杵尊が主祭神とされ、平将門が相殿神となった他、所在地が移転する等の数奇な運命を経験しています。
歴史の変遷の中に、栄枯盛衰の例を多数見ることができますが、信仰の中においても、大きな移り変わりがありました。
神仏習合から神仏分離令(廃仏毀釈)等の変転をも経験してきました。
筑土神社の移転や、それを受けての同一敷地内での世継稲荷神社配置等、歴史上の移り変わりについて、見てきました。
今回、筑土神社を訪問し、初めて、現実のみを見るだけではなく、現実に至る前の時代的背景の変転に目を向けないといけないと、深く認識させられました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/04/20
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