司馬遼太郎が感嘆した日本三大名塔
- 4.5
- 旅行時期:2018/04(約6年前)
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by イケタクさん(男性)
山口市 クチコミ:118件
山口県は多くの名所を持っていながら、今一つ宣伝が上手くないのか奥ゆかしいのかメジャーになっていないものがある。
維新の中心となった長州藩の拠点の一つであった萩はそれでも全国的に有名な観光地であるが、その他にも素晴らしい名所はある。
秋芳洞の幻想的な雰囲気は日本屈指のものだと言えるし、日本三大天神の一つである防府天満宮も他の二つである北野や大宰府に比べ知名度は大きく劣るが、調度や景観は素晴らしい。
「不当な」マイナー名所と言えば、この五重塔もそうだろう。
山口市内のほぼ中心と言った場所にあるのに、市民でさえあまり行かないようだ。
さびを感じる古めかしさが歴史を感じ何とも言い難い感慨を覚える。
瑠璃光寺の敷地内にあるが、敷地内には薩長同盟の会談が行われたとも言われる「枕流亭」もある。
ここも昔のままの建物が残されており、歴史好きには堪らない場所である。
そんな園内を散策していても楽しいし、この塔だけを見ていても飽きない。
塔の横には歴史小説の巨星である司馬遼太郎氏の言葉が記された石碑がある。
「長州は、いい塔をもっている」
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/04/17
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