新徴組は、幕府により募集された将軍上洛の際の警護組織であり、後に、江戸に駐在しました。
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- 旅行時期:2018/03(約8年前)
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by さいたまさん(男性)
神楽坂・飯田橋 クチコミ:56件
新徴組は、幕府により募集された将軍上洛の際の警護組織であり、京都に赴いた後、活動目的を、尊王攘夷に転換しようとし、新選組と袂を分かちました。
江戸に帰還後、江戸市中の警護を命ぜられ、市中に屯所を設け、駐在しました。
幕末の混乱期において、庄内藩酒井家預かりとなり、警護任務に活動しましたが、戊辰戦争のさなか、組織が弱体化し、消滅しました。
新徴組の厳しい警備活動により、治安が維持されましたが
「酒井なければお江戸は立たぬ 御回りさんには泣く子も黙る」との落首に詠まれるようになりました。
ここで御廻りさんとは、江戸時代の巡回警備者を示す言葉であり、新徴組もお巡りさんと呼ばれていたようです。
現在の警察のお巡りさんの語源とも、共通する一端かもしれません。
約200年前後の時代の言い回しと、現在の用語の共通点を計り知ることができ、とても有意義な飯田町巡りでした。
さらに勉強を深め、再度、現地を見て廻りたいと思える訪問となりました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/04/14
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