社殿前と鳥居前に各々一対奉納されています
- 4.0
- 旅行時期:2018/02(約8年前)
-
-
by 風来坊之介さん(男性)
市ヶ谷 クチコミ:48件
ここ築土神社の狛犬は、社殿前と鳥居前に各々一対奉納されています。
社殿前の狛犬には立札があり、それによると概略だが
この狛犬は、千代田区指定有形民俗文化財になっていて、台座部分を合わせ高さ1.5m程の石像で、元飯田町の住人が安永9年 (1780) に、築土神社が居住地から遷座し少し離れていたが、変わらぬ信仰を続け奉納した。
また、一方の頭上には「角」が、他方の頭上には「宝珠」がのせられ、厳密な意味で前者を「狛犬」、後者を「獅子」と意識して区別したことの表れ と思われる。
区内の寺社などに現存する最古の狛犬。
とのことです。
立札を見て、オヤッ? と思ったのは、社殿に向かって右手が口を開いた角なしの「阿像」で獅子、左手が口を閉じた角ありの「吽像」で狛犬 と思っていたのと違うようだが、守護獣像としての役割は充分務めている と思ったところです。
一方、鳥居前の狛犬には、説明書きなど見当たらず良く分からないものの、目を大きく見開き牙を出しきりりとした姿で、ここ築土神社を守護していることが窺えます。
築土神社などを訪ねた折は、この二対の狛犬も忘れずにご覧になることをお勧めします。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 地下鉄・九段下駅出入口7を出て直ぐの九段北一丁目交差点を左折し中坂を1分少々上がった左手のビル前に鳥居があるところが築土神社です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 訪ねた折神社にお詣りの方とたまに出会う位でした
- バリアフリー:
- 3.5
- 参道は平坦で大丈夫だが社殿前の狛犬のところに数段の石段があるので気を付けましょう
- 見ごたえ:
- 4.0
- 各々の狛犬に特徴がありじっくり眺めているといろいろ楽しくなります
クチコミ投稿日:2018/02/17
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する