江戸時代より賑わいのある日本で最も古い商店街のひとつです!
- 4.0
- 旅行時期:2017/06(約9年前)
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by hiroさん(男性)
浅草 クチコミ:35件
『仲見世通り』は、創建628年(推古天皇36年)である東京最古の寺院として知られる「浅草寺」の総門「雷門 (風雷神門)」から「宝蔵門(仁王門)」までの長さ約250メートルの表参道で、参道の両側に江戸趣味小物やみやげ物、お菓子などを売る商店(東側に54店舗、西側に35店舗)が建ち並ぶ浅草で最も賑わい活気のある通りです。
『仲見世通り』の歴史は、第4代将軍「家綱」から第5代将軍「綱吉」に代わる時代の1685年(貞享2年)頃に「浅草寺」が江戸の人口増加に合わせて「浅草寺」参拝客の増加に伴い、付近の住民に境内の清掃を賦役として課すかわりに「雷門」をくぐったあたりの参道両側にあった支院の軒先に床店(小屋掛けの店)を出す許可を与えたことが始まりされ、日本で最も古い商店街のひとつと言われています。
第11代将軍「家斉」の時代である1817年(文化14年)には、雨が降ると地面がぬかるんでいた参道に敷石が施されています。
明治時代になると「浅草寺」の土地が政府に没収され『仲見世』も東京府の管轄となり、1885年(明治18年)には煉瓦造りの洋風の建物に一新されています。
1923年(大正12年)の関東大震災で壊滅しますが、1925年(大正14年)に鉄筋コンクリート造りの朱塗りの商店街として復活しています。
1945年(昭和20年)の東京大空襲で外構えを残して焼け落ちてしまいますが、終戦後に補修して現在に至っています。
1985年(昭和60年)には、「近代仲見世誕生100周年」を記念して電飾看板改修工事、参道の敷石取替工事が実施、1989年(平成元年)に「浅草絵巻」と題して店舗シャッターに浅草の歳事が描かれています。
また、1994年(平成6年)には、無電柱化による地中電線に切り替わり、すっきりとした参道となっています。
『仲見世通り』は、浅草を訪れた際に必ず立ち寄り「浅草寺」を参拝する参道ですが、今回は浅草に21時過ぎまでいたので初めてライトアップされた「浅草寺」を訪れて、『仲見世通り』にも立ち寄りました。
人もまばらで昼間と異なる雰囲気を味わうことができました。
閉店後のシャッターに描かれた絵を見ながら通る『仲見世通り』も昼間とのギャップを体感できて楽しかったです!
ライトアップされた「浅草寺」と合わせて夜の浅草散策する際は、『仲見世通り』もお薦めスポットです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 浅草駅から徒歩3分
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 日中は、ものすごい人込みです!
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/01/04
いいね!:7票
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