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興福寺東金堂

寺・神社・教会

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今年は「銅造仏頭」が80年ぶりの還座、600年ぶりの日光・月光菩薩との再会の「東金堂」

  • 4.0
  • 旅行時期:2017/05(約9年前)
Ake Bingaさん

by Ake Bingaさん(女性)

奈良市 クチコミ:80件

興福寺の東金堂は五重塔と国宝館の間に位置するので、広い境内の全てを見られなくても、こちらを拝観する方は多いと思います。
普段は国宝館との共通券がありますが、今年は国宝館が休館中のため、多くの寺宝が「仮講堂」に移され特別公開されており、仮講堂と東金堂の共通券がありました。
「銅造仏頭」ー80年ぶりの還座、600年ぶりの日光・月光菩薩との再会ー と銘打って、こちら「東金堂」も今年だけの特別展示となっていました。
銅造仏頭は、旧山田寺から1187年に東金堂本尊薬師如来として迎えられ、1411年お堂と共に被災した像の頭部で、昭和12年に現本尊台座の中から発見、その後「国宝館」に安置されていました。
被災されながらも、奇跡的に残った頭部は圧倒的な存在感がある白鳳仏です。
東金堂内部は、現ご本尊の薬師如来坐像、脇侍に白鳳仏の日光・月光菩薩立像、文珠菩薩坐像、維摩居士坐像、四天王立像、十二神将立像など時代やサイズ、素材の異なる国宝、重文の仏像がぎっしりとひしめいている感じで、後方の十二神将や日光・月光菩薩の膝下はよく見られませんが、長い歴史のある興福寺らしさが感じられる空間です。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
人混みの少なさ:
2.5
見ごたえ:
4.5

クチコミ投稿日:2017/08/30

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