六地蔵三番目の銅造地蔵菩薩立像などがある寺院です

3.5
旅行時期：2017/08（約8年前）

日暮里・西日暮里クチコミ：40件

　JR日暮里駅と西日暮里駅間の西側をほぼ南北に走る諏訪台通り沿いには寺院や神社があり、その一つがここ真言宗の浄光寺 (雪見寺) です。
　江戸時代までは隣の諏方神社の別当寺だった由。　そのためでしょう、山門が諏方神社の南側にある一の鳥居の右手前で境内が神社に隣接しています。
　大きくはないが立派な山門をくぐると、左前方に大きな本堂が目に入ります。　が、残念ながら鉄筋コンクリート製のようです。
　山門の左手本堂の前方に、大きな銅造地蔵菩薩立像と銅造地蔵菩薩坐像などがあります。
　立像は、元禄４年 (１６９１) 空無上人の勧化により江戸東部６か所に六地蔵として開眼された三番目のものとのことです。
　この立像坐像ともに、荒川区の有形文化財 (彫刻) に指定されています。
　また、眺望がすぐれた諏訪台上にあり、特に雪景色がすばらしいというので、「雪見寺」ともよばれたとのことだが、今はその面影は見当たらないのではと思います。
　諏方神社を訪ねた折は、神社南側の右隣りなので併せて訪ねてみては如何でしょう。