海外でも知名度の高い人気観光スポット!(浅草観光の定番ですね!)
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- 旅行時期:2017/06(約9年前)
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by hiroさん(男性)
浅草 クチコミ:35件
『雷門』として親しまれている『風雷神門』は、創建628年(推古天皇36年)である東京最古の寺院として知られる「浅草寺」の総門で、「浅草のシンボル」として海外でも知名度の高い人気観光スポットとなっています。
火災などにより幾度も消失と再建が繰り返されている『雷門 (風雷神門)』ですが、初代の門は941年(天慶4年)に建立されており、1795年(寛政7年)に再建された際に『雷門』と書かれた「大提灯」が奉納されています。
幕末の1865年(慶応元年)に火災で焼失した後は、日露戦争終結時の凱旋門や博覧会などのイベント的な要素として仮設の門が幾度も造られましたが、幕末の火災で焼失してから95年後の1960年(昭和35年)に「松下幸之助」氏の寄進により、現在の『雷門 (風雷神門)』が鉄筋コンクリート造・切妻本瓦葺き朱塗りの八脚門として再建されています。
その後、1982年(昭和57年)と2013年(平成25年)に塗り替え塗装工事が、「大提灯」の掛け替えも2013年(平成25年)までに5回行われております。
また、2017年(平成29年)6月中旬から10月末まで屋根瓦全面葺き替えの改修工事が行われています。
(改修工事期間中は、仮設足場が設置され安全だけではなく景観にも配慮し、仮設足場全体が原寸大の屋根の写真をプリントしたシートで覆われているそうです。)
『雷門 (風雷神門)』の正面に向かって右側に「風神像」、左側に「雷神像」が安置されています。
この「風神像」と「雷神像」は、1865年(慶応元年)の火災で頭部を残して焼失し、1874年(明治7年)に補刻され、1960年(昭和35年)に修補彩色が施されています。
『雷門 (風雷神門)』背面には、男神の「天龍像」(「風神像」の裏側)と女神の「金龍像」(「雷神像」の裏側)が1978年(昭和53年)が奉納されています。
この「天龍像」と「金龍像」は、水を司る龍神であり「浅草寺」(山号:「金龍山」)の護法善神です。
2013年(平成25年)に新調された「大提灯」は従来のものより一回り大きくなり、直径3.3メートル、高さ3.9メートル、重さ700キログラムの「大提灯」を間近で眺めると迫力があります。
「大提灯」の底部分に龍の彫刻が施されていますが、これも見ごたえがあります。
浅草には、いつも昼間に訪れて「浅草寺」を参拝する際に『雷門 (風雷神門)』を通りますが、大勢の人で賑わっています。
今回は、屋根改修工事の仮設足場が設置される以前の16時頃に浅草を訪れて21時過ぎまで浅草にいたので日中と夜のライトアップされた両方の『雷門 (風雷神門)』を見ることができました。
夜のライトアップされた『雷門 (風雷神門)』周辺および「浅草寺」参拝は、人もまばらで昼間と異なる雰囲気が味わえて楽しかったのです。
夏場の暑い時期などは、夕方から夜のライトアップの時間帯での観光をお勧めします!
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2017/08/20
いいね!:9票
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