建物も歴史ある山鹿灯籠民芸館
- 4.0
- 旅行時期:2017/07(約8年前)
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by よっちゃんさん(男性)
山鹿 クチコミ:7件
山鹿の伝統工芸「山鹿灯籠」の数々の名品などを展示してある施設である。建物は1925年に建てられた安田銀行山鹿支店で趣がある。平成14年に登録有形文化財の指定を受けている。
山鹿灯籠の由来は第12代の景行天皇が九州巡行の折、菊池川一帯に濃霧がたちこみ、天皇一行の行く手を阻んだため、山鹿の里人が松明を掲げてお迎えし、無事に天皇ご一行を行宮(現在の大宮神社)に案内した。それ以来、里人たちは行在所跡に天皇を祀り、毎年灯火を献上するようになった。そして室町時代のころから和紙で作った灯籠を奉納するようになった。という説が一般的に伝えられているということである。
展示物は法隆寺五重塔・熊本城・金閣寺・静岡浅間神社楼門・上野東照宮などたくさんある。すべて和紙で作られている。現在八女市で手漉きにより製作されているという。和紙の原料となる楮(こうぞ)は山鹿産の「肥後楮」を使用しているという。
別館では灯籠師の実演が行われており、身近に見ることができる。灯籠師は現在5名で最近若い人が3名になって活気が出てきたそうである。
金灯籠をかぶって記念写真を撮ることもできる。時間があればゆっくり見ると面白いと思う。
入館料は大人一人210円・小中学生は100円である。八千代座と共通入館券は630円である。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/08/04
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