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いすみ鉄道と他の鉄道の観光列車の大きな違い

  • 5.0
  • 旅行時期:2017/08(約7年前)
OE-343さん

by OE-343さん(非公開)

いすみ・大多喜 クチコミ:13件

いすみ鉄道と他の鉄道の観光列車の大きな違い。このいすみ鉄道をきっかけとし、全国的に観光列車が注目されていますが、いすみ鉄道と他の観光列車では1つ、大きな違いがあります。それは、いすみ鉄道は、特別な「なんとかエクスプレス」のような「観光に特化した列車」のようなものを、一切運転していないと言うことです。目玉商品はキハ28と52ですが、これもテーブルをレストラン列車対応にして設置しただけで、一切手を加えておらず、いすみ鉄道にやってきたときのままとなっています。そして、1日1~2往復、「なんとか号」とか銘打って、「予約観光客専用」のように走らせるのではなく、走る日には終日、定期列車として走っています。
これは、一体何を意味しているのでしょうか。いすみ鉄道の観光列車は、他にどんな飾りだらけの列車が出来ても、圧倒的な人気を保ち続けています。私の考えでは、このことが意味するのは、ローカル線には特別な観光列車は要らないと言うことです。例えば最近のJRのように、「乗客には列車に乗る目的がそれぞれ何種類かあり、それに厳密に適応し、各列車ごとに正しい乗客層があり、(i.e. 通勤客と高校生のためのロングシート都会風の通勤列車、家族連れむけのなんとか、高級志向のリゾートなんとか、などなど) それに合わせた車両で正しく運転しなければならない」のような発想は無意味であり、基本的で、シンプルで、なおかつ他の一般的な鉄道のイメージ、例えば山手線や中央線快速とは違う特徴を出していれば、定期の普通列車が、それも、いすみは風光明媚な景色があるわけでもないのに、そのまま素晴らしい観光資源になるということをいすみ鉄道が示しているわけです。いすみ鉄道に刺激を受けて観光開発に取り組んでおられる他の優秀な社長さん方も、なかなかこのことには気づいていないようです。しかしながら、これこそが、いすみ鉄道の最も大きな成果ではないかと私は考えています。そうなのであれば、東北地方の山の中を走る、もう3時間絶景続きの路線なんて、本当に、お金をかけずに、観光列車にできるわけです。本来、全国の人々がいすみ鉄道から学習しなければならないのは、こうゆうことなのです

施設の満足度

5.0

クチコミ投稿日:2017/08/01

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