鎌倉幕府討幕の戦いが始まったところ。

3.0
旅行時期：2017/05（約9年前）

by 旅好者さん（男性）

所沢クチコミ：53件

小手指駅からいくつか経由して行きましたので良く分かりませんが、直接歩いたら３０～４０分でしょうか。所沢市立北野中学校の西側のところに小手指ケ原古戦場の碑があります。古くから鎌倉街道沿いの場所ですから、今から約６８０年前の１３３３年に、攻め上がる新田義貞軍と防御の幕府軍の戦いの場所となったのでしょう。両軍は初めてまみえた５月１１日に数１０回の激戦をしたそうですが、当時のことですから「やぁやぁ、我こそはたれのたれべえ」と名乗り合って、１対１で、ちゃんちゃんばらばらとやったのでしょう。この日だけで両軍合わせて８００人の戦死者を出したそうですが、その戦死者を葬った塚はどこにあるのでしょうか。記述されたものが見つかりません。
石碑の横から数１０ｍほど小道を入ったところに、高さ５、６ｍの小丘があります。新田義貞が陣を構えたところで、源氏の印である白旗を立てたので白旗塚と呼ばれているそうです。今は木々が密集していて見晴らしは利きませんが、こんな低い丘でもこの辺りでは１番高く、当時は見晴らしが利いたのでしょう。