いまでも街の中心として機能している場所
- 3.5
- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by masa8982さん(男性)
秋田市 クチコミ:7件
藩政期に秋田の中心だった久保田城の城跡です。現在は土塁などが残っている程度で、江戸期の建物は御物頭御番所しか残っていません。表門と御隅櫓がありますが、両方とも復元されたものです。御隅櫓は資料館兼展望台になっています。あと、御物頭御番所は内部に入ることが出来ます。
城郭として見た場合、石垣は殆ど無く、土塁と濠のみで防衛機構を作っています。天守も無く、城としては結構質素な作りだったようです。このようにした理由は財政上の問題や幕府への遠慮など、色々あったようです。100名城には選ばれていますが、現代人の目で見ると、城郭としての面白みはありません。
こちらの価値は市民に憩いの場を提供していることだと思います。久保田城跡を整備した千秋公園は桜の名所として知られていて、桜の時期は住民や観光客でごった返します。また、三の丸跡には県民会館や図書館、学校が建てられており、住民が集まる場を提供しています。城としての機能は失いましたが、街の中心としての機能は依然として保ち続けているのだな、と感じました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/05/22
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