昭和20年8月6日午前8時15分・・・。
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- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
広島市 クチコミ:49件
上空からも確認可能な〝T字型〟をした相生橋。その特徴が世界最初の核兵器のターゲットとなりました。
8月6日未明にテニアンを出発したB-29エノラゲイ。約7時間の飛行の末たどり着いた先は広島。機内に搭載されたウラン型原爆リトルボーイを目標である相生橋を目視確認し、高度9,600mから投下させます。やや風に流された〝世界初の原子爆弾〟は現島内科病院の上空約600mで爆発。重厚なレンガ造りだった島病院も跡形なく消え去りました。爆発によって起こった火球の表面温度は6,000℃といわれており、その熱線による〝瞬間火傷〟によって多くの人の命が奪われました。そしてわずかなタイムラグで起こった〝衝撃波〟。地上に反射したものも合わり、暴風がガラス窓等を破壊し、その破片はマッハを超える凶器となり犠牲者を増やすことになります。
また熱線で溶けてしまった銅板の屋根ではあるものの、スレート部分は溶けずに残りました。しかし次に襲った衝撃波は、残った骨組みをかい潜って建物内部を破壊し外壁だけが残りました。
爆心地の碑が建てられている島内科病院では、当時建物内にいた職員と患者全てが犠牲となりました。たまたま出張診療をしていた院長は難を逃れ、可能な限り早く戻ってその惨状を目にし、ケガ人の救護に当たられるも、そのことを話すことはなかったようです。
原子爆弾という一次的被害だけではなく、放射線被害という二次的被害が未来に渡り惹き起こされる〝大量破壊兵器〟
が使われたことは、人道的に許されるものではありません。原爆投下が戦争を終わらせた発言には、どうしても任務遂行に成功したという〝自己満足〟と〝顕示欲〟が見え隠れしているように思えてなりません。
今更原爆の使用を論議するまでもありません。しかし70数年前この場所の上空で〝原子爆弾〟が炸裂し、人もものも一瞬にして消え去った〝史実〟の存在を、平和ボケして〝起こり得ない〟と安心するのではなく、〝起こりうるリスク〟について考えてみる・・・。そんなリスク管理を訴えているように感じました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 原爆ドームから徒歩3分。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 夕方だったこともあり、他に人はおられませんでした。
- バリアフリー:
- 5.0
- 段差は特にありませんでした。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 碑が建つのみですが、心を打たれるものを感じました。
クチコミ投稿日:2017/05/20
いいね!:12票
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