神輿の大きさ・装飾ともに圧巻のスケールです!
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- 旅行時期:2017/03(約9年前)
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by hiroさん(男性)
門前仲町 クチコミ:10件
「江戸三大祭り」のひとつである「富岡八幡宮例祭(深川八幡祭り)」(8月15日を中心に開催)が行われる「富岡八幡宮」に奉納された日本一の神輿『御本社一の宮神輿』があります。
「富岡八幡宮」には、元禄時代の1717年(享保2年)に深川に屋敷があった豪商「紀伊国屋文左衛門」が奉納したとされる総金張りの「三基三様の神輿」(八幡造り・神明造り・春日造り)があり、「みこし深川」と呼ばれていたそうです。
1923年(大正12年)の関東大震災により、この三基の神輿すべてが焼失しています。
現在の『御本社一の宮神輿』は、1991年(平成3年)に奉納されたものです。
神輿の大きさは、「高さ:4.39メートル」「屋根幅:2.89メートル」「重量:約4.5トン」あります。
また、大きさだけではなく神輿の装飾も「鳳凰の胸」に7カラットのダイヤ、「鳳凰の目」に4カラットのダイヤ、「鳳凰の鶏冠」に2010個のルビーが使用され、その他にも各所に宝石や金、銀、プラチナなどの貴金属がふんだんに使用されています。
目の当たりにすると神輿の大きさ・装飾ともに圧倒され、正に『モンスター』といったスケールの大きさです!
この『御本社一の宮神輿』は、奉納された1991年(平成3年)に一度だけ担がれただけだそうです。
以前、地元の方から奉納時に担がれた時のビデオを見せてもらいましたが、関東大震災から68年の時を経て復活した神輿に対する地元深川の方たちの思いが伝わってくる圧巻のビデオでした。
「富岡八幡宮例祭」の際に『御本社一の宮神輿』は、重量があり過ぎて担ぎ手が不足することから、1997年(平成9年)に『御本社二の宮神輿』が奉納され、「富岡八幡宮例祭」3年に一度の「本祭り」に『御本社二の宮神輿』が担ぎ出されています。
『御本社二の宮神輿』の大きさは、「高さ:3.27メートル」「屋根幅:2.27メートル」「重量:約2トン」あり、装飾も「鳳凰の目」に2.5カラットのダイヤが使用されるなど、『御本社一の宮神輿』に引けを取らない大きな神輿です!
この二つの大神輿は、「富岡八幡宮」正面の大鳥居から正面参道を本殿に向かって直ぐ左手にある「神輿庫」内に二基並んで置かれています。
通常は、9時から17時まで「神輿庫」内をガラス越しに見ることができます。月次祭当日(毎月1日、15日、28日)は、20時まで見ることができます。
(ガラス越しのため、光の反射などで納得のいく写真撮影は難しいです。)
「富岡八幡宮」を参拝した際に必ず「神輿庫」を覗いていますが、毎回スケールの大きさに圧倒されます!
また、「富岡八幡宮例祭」についても何回か見物で訪れています。
前回は、2012年(平成24年)の「東日本大震災早期復興祈願」として開催(2011年の「本祭り」は、東日本大震災のあった年で中止)されたときに見物にいきました。
この年は、天皇皇后両陛下も訪れて大変な賑わいでした。
「富岡八幡宮例祭」3年に一度の「本祭り」は、「別名:水掛け祭」と呼び、50基以上の神輿担ぎ手に沿道の観衆から清めの水が浴びせられ、担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がります。
また、神輿を担ぐときは、伝統的な掛け声「ワッショイ、ワッシヨイ」が特徴です。
(ある人から伝統的な掛け声「ワッショイ、ワッシヨイ」は、みんなの和をもって神輿を背負うからと聞いたことがあります。)
2017年は、3年に一度の「本祭り」の様なので祭りと合わせて『御本社一の宮神輿』を見に行きたいと思います。
祭り好きの方にはお勧めです!
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/05/14
いいね!:5票
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