歌舞伎座の幕間に鮨ランチ
- 4.0
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by 菊花さん(女性)
銀座・有楽町・日比谷 クチコミ:42件
5月の休日、歌舞伎座の昼の部を観劇。1幕目と2幕目の幕間が30分あったので、歌舞伎座の外でランチしようと決意。3階席から店までの往復を考慮するとあまり時間がない。
と、いうわけで、歌舞伎座に近く(歌舞伎座の向かい岩手の物産館の筋の地下)、混んでおらず、さらっとランチできる店ということでこちらを選択。
地下への階段を降りてドアを開けるとカウンターが見えた「一人なんですけど」「カウンターにどうぞ」
板前さんが握っているのが見えただけでテンションが上がり「本日のおまかせ握り」を注文。
カウンターの中央あたりに座っていた和装の女性は歌舞伎座の筋書き(プログラム)を持っており、私と同じく幕間に鮨という方。「いつもは夜に利用しているんですけど、お昼もと思って。ほら、お寿司って基本的にサッと食べられるじゃないですか」などと板前さんと話している。
まずは、おひたし、おから、漬物、ガリの小鉢、そして味噌汁。「ガリは店独自のです」とのこと。通常、寿司屋のガリってのは生姜をスライスしたものだが、こちらの場合は小指の先くらいのスティック(?)タイプ。ほのかな甘みを含んだ酸味が実に良い具合で土産に持って帰りたくなる。
そして、テンポよく握りが11貫。崩れない程度にゆるく握られたすし飯と柔らかく甘みのある魚が舌の上でとろけてゆく。嬉しくて自然に顔がほころんでしまう。ランチに4,000円出して握りを食べて良かった。幸せ。
「足りないようでしたら、追加で握りますよ」と言われ、実際はもう少し食べられるようには思ったが、食べてしまったら歌舞伎で寝てしまうのは目に見えていたので追加は遠慮。
デザートとして柔らかな羊羹とオレンジが付く。
体に幸せが染み渡って店を出て、歌舞伎座の3階の自分の席に戻った時には既に2幕目は始まって5分程過ぎていた。が、その程度の遅刻など惜しいとは思わない幸福な鮨ランチだった。
- 施設の満足度
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4.0
- 一人当たり予算:
- 4,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.5
- 歌舞伎座から徒歩2分
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/05/13
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