川と崖に囲まれた天然の要害
- 3.5
- 旅行時期:2017/04(約7年前)
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by masa8982さん(男性)
人吉 クチコミ:7件
人吉市に残る城跡です。人吉の領主であった相良氏が鎌倉時代から明治時代まで本拠とした城で、球磨川と胸川、崖に囲まれた天然の要害です。元々は平家方の城だったようですが、相良氏が入部した後、拡張を重ねて現在の近世城郭として完成させたようです。行き方ですが、人吉駅から歩くと20分程度掛かると思います。タクシーを使うか、バスを使うと便利です。人吉城址行きのバスは無いので、人吉インター線、五木線、市房線に乗り、最寄である新町、二日市、五日市の何れかのバス停で降りると良いでしょう。
残っているのは石垣のみで、藩政時代の建築物は残っていません。現在の櫓と土塀は平成になってから復元されたものです。ただ、石垣は立派且つ急峻であり、ここが要害だったことが良く判ります。本丸跡まで上ることが出来ますが、当然道は良くないので、歩きやすい靴で行きましょう。なお、本丸からの見通しは良くありません。市内を一望したければ二の丸か三の丸から眺めましょう。
こちらは桜の名所としても有名で、御館跡にある相良護国神社の境内と、球磨川沿いの遊歩道に沿って桜が植えられています。桜の時期であれば、気持ちの良い散策が楽しめると思いますよ。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/05/02
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