日本三太夫の一人 夕霧太夫に縁のあるお寺
- 4.0
- 旅行時期:2017/03(約7年前)
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by すぶたさん(女性)
ミナミ(難波・天王寺) クチコミ:345件
永禄三年(1560年)に、寂蓮社円誉上人が創建した約450年の歴史ある寺院です。
大阪の名所旧跡・時事・風俗などを記した『浪華百事談』に、
「順慶町通りより御堂筋の西を浄國寺町と呼べり」とありました。
もとは西区新町、淨國寺町と呼ばれた所に在したお寺で、
創建よりほどなくして現在の松屋町沿いの下寺町にうつりました。
日本三太夫の一人で絶世の美女と伝えられ、
1678年に27歳の若さで没した夕霧太夫のお墓もあります。
大阪中が夕霧太夫の死を悲しみ、死後も近松門左衛門の
「夕霧阿波鳴渡」などの人形浄瑠璃に題材としてとり上げられ、
井原西鶴の好色一代男にも遊女として登場しています。
山門を入って右側には、「まんなおし地蔵尊」と呼ばれる大きなお地蔵様があります。
「まん」は京ことばで「うん」を意味し、
不運を幸運に転ずるありがたいご利益があるお地蔵様です。
4月2日(日)11時より花祭り夕霧太夫行列を開催するそうです。
華やかな行事のようなので、興味のある方は見に行きましょう!
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/03/19
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