北鎌倉路地奥の古民家レストラン「幻菫庵」
- 4.0
- 旅行時期:2017/03(約9年前)
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by 実結樹さん(女性)
鎌倉 クチコミ:14件
多分、軽自動車しか通れないであろう細い路地奥にある食事処。
昭和の面影を残した木造2階建ての建物が隠れ家のように佇んでいます。
夜は1階と2階それぞれ1組限定ですが、ランチは一人でも利用可能です。
11:30~開店しますが、料理の提供は12:00~。
予約の段階で「お昼に…」というと、こちらの希望時間も聞かれずに「では、12:00でお受けしました。」と言われました。
実際、殆どの客は12:00に揃い、一斉スタートといった感じです。
コースは5,000円と3,800円(税別)の2種類で、私は3,800円のでお願いしました。
コスパ抜群との前評判だったので“高くて美味しいのは当たり前、廉価なコースでどのくらいのお料理が頂けるのか”期待して臨みました。
案内された二階の窓際の席のレトロなガラス窓には日除けの御簾が下がっています。
少し高台に在る建物の二階なので北鎌倉の景色も遠望できます。
この席に座っているだけでも鎌倉に来た甲斐があると思え、とても落ち着いた気分に浸れます。
食前酒としても好適と書かれていた「桃の滴」一合を食事提供前に持って来て貰いました。
先付、お造り、お椀、焼物、煮物、揚物、食事、抹茶&デザートと続きます。
どのお皿も美味しかったのですが、期待が大きかっただけに、特別驚くようなお料理にはお目にかかれなかったようにも思います・・・。
2時間はみてほしいと言われたとおりのゆったりとした時間が流れました。
周りを見まわすと、殆どの人はお高い方のコースだったように思います。
聞こえてくる料理の説明もさることながら、運ばれている器からしてグレードが違っていたように見受けられました。
隣の席には欧米系の外国人が男女4人で座っていましたが、盛んに「美味しい、美味しい」と言っていました。
ここは田中絹代が一時住まっていた古民家だそうです。
20年も昔、やはり彼女の邸宅を改装した鎌倉山の「山椒洞」に行ったことがありました。
今は無いその料亭を偲びながら、大船へのバス停に向かいました。
2017/3/12(日)
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- サービス:
- 3.5
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/03/16
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