三四郎池周辺のことです
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- 旅行時期:2017/01(約9年前)
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by ぷーちゃんさん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:197件
馴染みの薄い名だと思いますが、実は三四郎池とその周辺の森林あたりのことです。かつて江戸にある屋敷の庭園の中でも一、二を争う素晴らしい庭園だったようです。夏目漱石の小説“三四郎”以来、三四郎池と呼ばれるようになりました。かつては徳川家将軍が訪れたり、関東大震災の頃には学生や教職員がスケートをしたりしていたそうです。震災時には池の水は消火にも利用されました。今は使用されていませんが、くみ上げポンプがしまわれていた建物が雑木林の中に残っています。時代によっては舟遊びも行われていました。現在は緑少ないキャンパスの中で、最も自然が残っている跡地ですが、その歴史を知るとより親しみを感じ、さらに育徳園に関する歴史を学びたくなります。静かにしていると将軍の声やスケートを楽しむ人々の声が聞こえてきそうな気持になるエリアです。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2017/01/20
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