元電通の上田社長とＵＰＩ通信社ボーン副社長との真の親友の関係を称えた真友の碑があります。

3.5
旅行時期：2016/10（約9年前）

by さいたまさん（男性）

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元電通の上田社長とＵＰＩ通信社ボーン副社長との真の親友の関係を称えた真友の碑があります。
ピューリッツァー賞と並ぶ賞を目指したボーン・上田記念国際記者賞を創設した元電通の上田碩三は、ＵＰＩのボーン副社長と真の親友でありました。
その二人は、浦安沖で鴨猟に出たところ、乗っていた船が転覆し、水死体で発見されました。
二人の死後、日米のマスコミ界の有志が、戦前戦後と国際報道に貢献した二人の死を悼み、更にはその業績を顕彰するため、電通とＵＰＩ等の資金援助をもとに、国際記者賞を創設しました。
併せて、上野恩賜公園の弁天島に、上田とボーンをたたえた「真友の碑」が建てられています。
真友の碑は、日本語と英語で、二人の業績をたたえるととともに、真の親友関係を記載しています。
この石碑は、真の親友の間柄を端的に現すために、敢えて「真友」という一般的には使われていない表現を使っていると思われます。
一般的な表現を使わなかったところに、二人の間柄の親密さを強調する意図が感じられます。
いろいろ感じさせられる石碑でしたが、ほのぼのとした感覚が残っています。