藩祖鍋島直茂を祀った松原神社散歩
- 4.0
- 旅行時期:2016/11(約9年前)
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by 滝山氏照さん(男性)
佐賀市 クチコミ:4件
松原神社(まつばらじんじゃ)は藩祖である鍋島直茂(なべしま・なおしげ)を祀る神社として安永元年(1772)に創建、文化14年(1817)には直茂の祖父にあたる清久並びに直茂室を合祀し、更に明治5年(1872)には直茂の嫡男である勝茂(かつしげ)を合祀したとされ、この時期を機に松原神社と改称して現在に至っています。
その後明治6年(1873)本殿の南側に新たな神殿(南殿と称す)を造営、10代藩主鍋島直正(なべしま・なおまさ)を、大正12年(1912)には11代藩主鍋島直大(なべしま・なおひろ)を合祀することになります。
昭和8年(1933)別途新たに佐嘉神社(さがじんじゃ)が創建され、松原神社の南殿にて祀られていた直正の霊が遷座され、昭和23年(1948)には11代藩主直大の霊も同様に佐嘉神社に遷座された経緯があります。
歴史的経緯を考慮すれば藩祖である直茂に光を充てるべきと思惟されるが、新設で社域が広い佐嘉神社のほうが結果として松原神社を包含している状況を見ればいささか違和感を覚えてしまう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 佐賀駅バスセンタ-から約6分佐嘉神社前で下車、松原神社は佐嘉神社境内に在する。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 佐嘉神社には参拝者多数あるも松原神社は人の動き少ない。
- 見ごたえ:
- 4.5
- 藩祖直茂の法号から日奉(にっぽう)大明神と揮毫された社額は印象的であった。
クチコミ投稿日:2016/12/24
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