上野大仏は、連続する悲劇に見舞われていますが、元気に頑張っています。受験生の味方です。
- 3.5
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
-
-
by さいたまさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:136件
上野大仏は、連続する悲劇に見舞われていますが、元気に頑張っています。受験生の味方です。
現在は、パゴダとともになっていますが、大仏の歴史は、古いものがあります。
寛永8年(1631)、越後村上藩主、堀直寄が、戦死者慰霊のため漆喰の釈迦如来坐像を建立したことから、上野大仏の歴史が始まっています。
建立後、地震により倒壊しましたが、金銅像として再建され、仏殿で覆われました。
その後、火災や安政大地震による破損そして修復を繰り返しました。
関東大震災による被害や軍需金属資源としての本体の供出等に見舞われました。
昭和47年(1972)、寛永寺に保管されていた顔面部を、レリーフとして現在の大仏山に安置し、現在に至っています。
一時、地震により頭部が落ちましたが、修復されたため、落ちないという面から、受験生の願いの拠り所になっています。
皮肉な現象ですが、多くの悲劇にもかかわらず多くの応援により生き続ける努力が共感を呼んでいるものと推察しています。
悲劇に負けない強い精神力が求められている現在、上野の大仏は、大きな力を与えてくれるものと確信しています。ぜひ上野の大仏をお訪ね下さい。お勧めします。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/11/24
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する