琴の曲筝曲を体系化した八橋検校顕彰碑は、上野公園不忍池の弁天島に建てられています。
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- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by さいたまさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:136件
琴の曲筝曲を体系化した八橋検校顕彰碑は、上野公園不忍池の弁天島に建てられています。
八橋検校は、江戸時代初期の検校で、生田流、山田流などの箏曲の祖と言われています。箏組歌13曲、段物3曲などを制定し、現在の箏曲の基礎を築いたと伝えられています。
検校とは、中世・近世日本の盲官(盲人の役職)の最高位の名称を言います。
江戸時代の検校は、優れた音楽家となる者が多く、近世邦楽大発展の大きな原動力となりました。
磐城平藩の八橋検校は、博識の学者または専属の音楽家として、大名から高額の扶持で召し抱えられました。
八橋検校顕彰碑は、昭和41年に建立されました。顕彰碑の下方には石造りの箏も置かれています。
八橋検校の顕彰碑を訪れることにより、邦楽の発展の歴史を学ぶことができ、とても有意義でした。
特に、八橋検校が従来の平曲に換え、地歌・箏曲・胡弓の三曲に体系化したことを知ることができ、新たな分野を理解することができました。やはり、歴史は生きています。
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/11/17
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