素晴らしい作品と複雑な造りの美術館
- 4.0
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by yumiyumiさん(女性)
青森市内 クチコミ:11件
以前から、青森県立美術館の「あおもり犬」などの奈良美智の作品とシャガールの巨大なバレエの背景画を見てみたいと思っていたので、今回十和田市現代美術館と合わせて見てきました。
まず、入口が沢山あるそうですが、バス停から案内板に沿って歩いて行ったところの入口から入るとすぐ受付がありました。そこでキャリーバッグを預かってもらい、チケットを購入、ちょうど報道カメラマンの澤田教一の写真展もやっていたので、全部見れるチケット(1,700円)を購入しました。
最初に常設展(コレクション展と言うらしい)をぐるっと見ます。アレコホールのシャガールの舞台背景画は圧巻です。大き過ぎて全体が視界に入らない。この美術館は絵画だけでなくガラス作品や立体的な造作物などバランス良くありますが、常設展自体は作品数が多い訳では無いので、企画展も併せて見て丁度です。澤田教一展は数多くの作品がありました。ベトナム戦争時に撮った有名な「安全への逃避」などの戦場写真だけではなく、庶民の暮らしなども撮っていたんですね。最後の展示室の壁一杯に貼られた沢山の戦場写真を見た時は、何かに取り憑かれたようにシャッターを切り続けた澤田教一がそこにいるようで胸が痛くなりました。
この建物はとても複雑で、沢山の学芸員(?)の方が次に見る部屋を案内してくれます。外にいる「あおもり犬」のところまでは、パンフレットだけでは分かりづらく、追加の案内図を配布してました。建物自体も作品なのかもしれませんが、展示してある作品を見るには見にくい造りです。とても疲れました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2016/10/21
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