浜離宮の燕の御茶屋は、釘目隠しという建築上の飾りに燕の飾り具を使用しています。
- 3.5
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by さいたまさん(男性)
汐留 クチコミ:31件
浜離宮の燕の御茶屋は、釘目隠しという建築上の飾りに燕の飾り具を使用しています。
浜離宮恩賜庭園の潮入りの池のほとりに、燕の御茶屋があります。
燕の御茶屋の名称は、釘目隠しに燕の飾り具を使っていたことと、御茶屋の周りの燕子花にちなんでいるとのことです。
燕の御茶屋は、歴代将軍が調度(生花・座敷飾)の観賞や菓子・すしなどの食事、和歌を詠むという接客の場として利用されていたそうです。
外壁は漆喰壁、内壁は色壁、屋根は数寄屋風書院造りです。
潮入りの池の周りの3軒の御茶屋の釘目隠しは、それぞれ、中島の御茶屋は鶴、松の御茶屋は、松ぼっくりと蝉、燕の御茶屋は燕と、別々になっているそうです。
今回、初めて、釘目隠しという建築上の飾り具について知ることができ、かつ書院造りの建物に、それらが別々に使い分けられていることを理解できました。
燕の御茶屋に来て、釘目隠しや日本書院造りの一端を聞くまでは、日本の伝統文化を理解できなかったでしょう。勉強になりました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/10/19
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