八田家書院は、表門とともに桃山時代末期の武家書院様式の建物です。
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- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by さいたまさん(男性)
石和温泉 クチコミ:16件
八田家書院は、表門とともに桃山時代末期の武家書院様式の建物です。
八田家は、甲州武田家の蔵前奉行を勤めていて、年貢の収納や軍糧等の輸送等を統括していました。
このため、織田信長の甲州攻めの折、八田家の屋敷は焼失してしまいました。
その後、徳川家康に服属するとともに家康から万力御材の材木を拝領し、八田家の母屋を築造し、また都留郡富士根の材木を賜り、同八田家書院を構築しました。
その後、石和代官所創設に伴い石和陣屋表門として建築されていた表門を、八田家屋敷の表門として移設しました。
これら茅葺き入母屋造りの書院や表門は、当時の格調高き保存状態の故をもって指定文化財とされています。
甲州の戦国武将の地を訪れ、実際の武家書院の建物を見ることができ、書院と庭園そして虎の襖絵の格調の高さを感じることができました。現在の建築とは異なる侘びの世界を垣間見た気持になり、大変有意義でした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/10/10
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