歴史の証人
- 4.5
- 旅行時期：2016/03（約8年前）
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by T04さん（男性）
富山市 クチコミ：37件
岩瀬観光のために「東岩瀬」駅で電車を降り、「廻船問屋森家」など旧家の建ち並ぶ街道へ向かう途中に立派な「忠霊塔」がありました。こうした碑を建立するのは陸軍省、碑には畑俊六の名が刻まれていますから、畑大将が陸軍大臣の任にあった時代に建てられた碑であると推測されます。時代的には支那事変の拡大期、戦闘的には有利な情勢でありながら犠牲者が激増し、何らかの策を講じなければ国内の不満が爆発し、厭戦気分に陥る危険のあった時期ですから、こうした碑を建てる必然性があったのでしょう。また、今でこそさびれた田舎町の岩瀬が、少なくとも昭和初期には、多くの人々が生活し、出征されていったことも実感できました。「忠霊塔」は、そんな歴史を明らかにしてくれます。まさに歴史の証人ですね。
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岩瀬に「忠霊塔」がありました
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とても大きくて立派です
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揮毫は…
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”陸軍大将畑俊六書”とあります
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右手には建設寄附者の名簿
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左手の時計下部には鐘が吊り下げられていました
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者：
- 一人旅
- アクセス：
- 4.0
- 「東岩瀬」駅から、さほど遠くありません
- 人混みの少なさ：
- 5.0
- 週末であったのですが、岩瀬に人の姿は少なかったです
- 見ごたえ：
- 4.0
- 国難に殉じた方々を想うと胸が熱くなる、そんな姿です
クチコミ投稿日:2016/10/08
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