関東大震災の多数の犠牲者の教訓から、日比谷公園に避難するため、新幸橋が、外堀に架けられました。
- 3.5
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
-
-
by さいたまさん(男性)
銀座・有楽町・日比谷 クチコミ:171件
関東大震災の際、江戸城の外堀に橋がなく、日比谷公園に避難することができず、多くの犠牲者が出ました。
この悲しい犠牲を経験から、日比谷公園に避難するための新幸橋が、外堀に架けられました。
近隣の有志の手により造られ、従来あった幸橋近くであったことから、新幸橋と名づけられました。
外堀は、その後埋め立てられ、新幸橋は撤去され、現在、新幸橋跡の碑のみが残っています。
東京電力の本社前には、交差点があり、その交差点の名称は、新幸橋という名称になっています。
新幸橋を通り、銀座から内幸町に向かい、国会議事堂に続く道路は、現在、国会通りと呼ばれています。
今回、新幸橋の石碑を見ることにより、関東大震災の頃、外堀が残っていて、避難できず、無念のうちに亡くなった多くの犠牲者がおられたことに気づかされました。
犠牲者及びご遺族の胸の内を察すると、何とも言えない気持になります。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/09/30
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する