古代から続く風格を感じさせます
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- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by masa8982さん(男性)
美保関・大根島 クチコミ:2件
美保関にある神社です。創建年代ははっきりしないようですが、8世紀の出雲国風土記に記載があるので、それよりも古いことは確実です。美保関は、古代には朝鮮半島との貿易や日本海沿いの海運の拠点として栄えていたので、その当時から海上交通の神様として信仰されていたのでしょう。
美保関は松江市内ではありますが、かなり交通の便は悪いです。バスで行く場合は松江駅から一畑バスの万原線に乗り、美保関バスターミナルで美保関コミュニティバスの美保関線に乗り換え、美保神社入口で降りてください。バス停は港の入口部分なので、そのまま港に沿って歩いていけば美保神社の鳥居が見えてきます。
こちらの造りは面白くて、本殿が2つある構造になっています。美保造という構造らしく、内部は繋がっているらしいですが、他にこのような神社を見たことがありません。国の重要文化財に指定されています。本殿は江戸後期、拝殿は昭和期の建築なのですが、古代から続く風格のようなものを感じさせます。また、海が近いこともあるのでしょうが、心地良い風が吹き抜けていて、物凄く居心地の良い場所でした。
こちらはえびす様の総本山なので、海上交通のほか商売繁盛の神様でもありますが、縁結びの神様でもあるようです。実際、出雲大社と対になっているらしく、出雲大社だけの片参りでは駄目で、こちらにも参って両参りして初めて願いが成就する、と言われているようです。縁結びを願う方は是非来た方が良いでしょう。縁結びに興味が無い方でも、わざわざ来るだけの価値がある場所と思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2016/09/11
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